#名刺代わりの小説10選(2022年2月12日)

Twitterでよく見かける「#名刺代わりの小説10選」のハッシュタグ。現在の自分が10冊の小説を選ぶと、以下のようになった。

  • 太宰治『人間失格』
  • カフカ『変身』
  • 伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』
  • 窪美澄「ふがいない僕は空を見た」
  • 吉田篤弘『それからはスープのことばかり考えて暮らした』
  • 又吉直樹『火花』
  • 凪良ゆう『流浪の月』
  • 朝井リョウ『何者』
  • 村田沙耶香『コンビニ人間』
  • 三浦しをん『舟を編む』

入れるか悩んだものはたくさんあるけれど、メモが残っていたのは以下の通り。

  • 山田詠美『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』
  • 中島らも『今夜、すべてのバーで』
  • 原田マハ『本日は、お日柄もよく』
  • 橋本紡『半分の月がのぼる空』
  • 石田衣良『娼年』

私は言葉選びやグッとくるフレーズがあるかどうかを重要視しているくらいで、そこまでいろいろ考えて本を読まない。小説について話すのは苦手だ。それでも10冊を選び取るなかで、自分の好みについて少し整理が進んだ気がする。

自分以外の10選を見るのはとても楽しい。お気に入りの小説を挙げている方の10選に未読のものがあったらチェックするようにしている。良い出会いは至るところに転がっていて、あとは自分の積極性次第なのだ。

以前から気になっているハッシュタグに「#私を構成する9枚」というものもある。やってみたいとは思うものの、イメージしただけでもハンパない長期戦が予想されて今まで放置してきた。せっかくだし近いうちに考えてみたい。[1]考えた結果→「私を構成する9枚(2022年2月13日)

そういえば、最近は好きなものについて笑顔で話す人に憧れることが多い。好きな理由を言語化することも、好きなもののルーツを語ることも、私にとっては難しすぎる。私は好きなものを楽しむときに頭を使うことが圧倒的に少ないのかもしれない。

憧れに少しでも近づくために、モレスキンに好きなものを研究した結果を整理していくことに決めた。学生時代の講義で取り組んだ宇多田ヒカルの「Automatic」[2]宇多田ヒカル – Automaticを分析する課題は楽しんでやれた。またあのワクワクを感じたい。

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