最近は以下の3アーティストの曲をよく聴いている。
- Måneskin
- BIG-8
- Francesco Tristano Schlimé
どのアーティストも本当に素晴らしい! 良い音楽と出会うと、未来が明るくなる。
それぞれのアーティストについて簡単にまとめておこう。
Måneskin(マネスキン)
Måneskin(マネスキン)は、イタリアのロックバンド。2021年にサンレモ音楽祭やユーロビジョンソングコンテストといった大会で優勝して注目を集めた。バンド名は、デンマーク語で「月光」を意味する。
ユーロビジョンソングコンテストでのライブ映像を見てみると、ボーカルのビジュアルが目立つ。そしてギターとベースのリフがイケイケ。シンプルだが存在感のあるドラムも良い。
「俺は頭がおかしいが、奴らとは違うぜ」という意味の “Sono fuori di testa, ma diverso da loro” を歌い上げるサビは最高以外の言葉が出ない。2番の畳み掛けるラップもクールすぎる。
メンバーは1999年〜2001年生まれ。カリスマ性がビンビンに感じられる彼ら彼女らの今後の活動もとても楽しみだ。
BIG-8(ビッグエイト)
BIG-8(ビッグエイト)は、東京が拠点のビートメイカー。もともとラッパーとして活動をしていたが、DJ Premierの動画[1]Dj Premier – Classic(feat. Rakim, Nas & Krs One)を見たことをキッカケにビートメイキングを始める。2019年にはアディダスの企画「TOKYO CREATOR’S INSPIRATION」のVol.3で取り上げられて話題を集めた。
その後も精力的に活動を続け、何枚ものアルバムをリリースしている。2020年にはドラマのBGM制作にも取り組んでおり、さまざまなフィールドで活躍しているアーティストだ。
お酒を飲まずとも酔えそうなくらいサウンドが気持ち良すぎる。ウイスキーをロックやストレートで飲むときにもピッタリ。ビートのみだからこそ、胸の中で眠っていた想いが自然と溢れ出す。文字通り、ずっと聴いていられる。
YouTubeにはビートライブの映像[2]BIG-8 – SP404SX Live Beat Set (November 1st 2020 in Japan)も公開されているため、そちらもぜひチェックしてもらいたい。
Francesco Tristano Schlimé(フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ)
Francesco Tristano Schlimé(フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ)は、ルクセンブルク出身のピアニスト。2004年にはフランスのオルレアン20世紀音楽国際ピアノ・コンクールで優勝を果たし、現在まで活躍を続けている。
クラブミュージックとも関係が深く、テクノやハウスの曲を演奏することでも知られている。渋谷慶一郎やヒロシ・ワタナベといった日本の音楽家たちと共に制作した『Tokyo Stories』は曲名を見ているだけでもワクワクする。
聴いてみると、いわゆる日本らしさが感じられる和な雰囲気というわけではないのが面白い。3曲目は日本語のセリフが聞こえてきたと思ったら、軽快なピアノ演奏が始まる。楽しげだがクールな印象もあり、気づけば頭を振っているゴキゲンな曲だ。
来日公演もよく行われているようだから、ぜひとも彼の音楽を生で楽しんでみたい。
